運転スイッチをONにするとエラーで機械が止まってしまう場合は以下の手順で不具合発生部位を確認することができます。
1.制御盤の扉を開きインバータの動きがモニターできるようにします。
2.運転スイッチをONにし3秒以内にOFFにする。
※機械は5分間運転状態をキープします。但しヒーターはONしないのでヒーターのチェックはできません。
※送風機から異音がでていないか、インバータの表示にエラーが発生していないか確認します。
※温度計の表示がおかしくなっていないか確認します。
運転スイッチをONにした時に、インバータオープン異常で機械が止まってしまう場合は、運転スイッチをONし、すぐにOFFにします。モーターの回転数が安定したあと運転スイッチをONにすれば減容作業ができます。
※インバータオープン異常は、設定されている時間内にモーターが設定回転数を越えられない場合でるエラーです。モーターの劣化や気温が低い場合発生しやすいエラーとなります。